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2010/10/16
岡田幹事長、海南市で浮上式防波堤建設予定地の視察とタウンミーティングに参加




 岡田克也幹事長は16日午後、和歌山県海南市を訪れ、世界でもはじめて実用化される浮上式防波堤の建設予定地を阪口直人衆院議員(和歌山2区)と、ふじ本まり子県知事選予定候補らとともに視察した。

 阪口議員は、「この防波堤は津波を察知して海中から圧縮空気により海上約7メートルの高さまで浮き上がる浮上式防波堤で、かつて大規模な津波の被害を受けたことのある海南市を津波から守るためのもの。今後30年以内に東南海地震が発生する確率は60〜70%と高く、状況によっては5000億円規模にも及ぶ被害が予測されることから建設が決定した」と経緯を説明。10年間の工期では遅すぎるとの地域住民の多くの意見が寄せられている現状を踏まえ、今後、早期の完成を目指す現場の声を反映した形で検討を行うこととなった。

 岡田幹事長は視察後、海南市で阪口議員、ふじ本まり子県知事選予定候補とともに「わかやまの未来を語る会」と題したタウンミーティングに参加。集まった約200人の参加者とともに和歌山県の未来について政治の果たすべき役割や県民の皆さんとどのように政治が歩んでいくべきかを意見交換した。和歌山発展のため、後継者育成も含めた形での梅やみかんといった果樹栽培の経営再生に向けた所得補償や保護政策、さらには郵政改革法案への賛否、縦割り行政になっている子育て政策の改善など多岐にわたり意見がだされた。県知事選に対して党を挙げて情報発信して欲しいという声もあり、真剣勝負の意見交換が行われた。
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