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2010/10/22
【今日の官邸】菅総理(代表)記者ぶらさがり、仙谷官房長官
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■菅直人総理(代表)記者ぶらさがり■
菅直人総理(代表)は22日夜、首相官邸で記者の質問に答え、G20(20カ国財務相・中央銀行総裁会議)が同日午後、韓国で始まり、共同声明には各国が協調して通貨安競争を抑止するよう求める文言を盛り込むよう調整が進んでいることに関して、「強固で安定した金融のあり方についてしっかりと議論して参りたいと思っている」とした。
また、衆議院北海道第5区補欠選挙について問われ、若い力の結集に期待感を示した。
■仙谷由人官房長官会見■
奄美地方大雨被害に対策会議での対処方針を報告
仙谷由人官房長官は5日午前、閣議後に官邸内で行われた会見のなかで、奄美地方における大雨による被害状況について報告。「人的被害については死者3名、軽症1名。引続き現地において地元自治体をはじめ警察、消防、自衛隊、海上保安庁等関係機関が一体となり被害の状況把握に努めているところ」だと説明した。
また、政府全体としても官邸危機管理センターにおいて24時間体制で情報収集にあたっているほか、松本龍防災担当大臣出席の下、昨21日に第1回関係省庁災害対策会議を開催したとも述べ、(1)さらなる被害拡大防止に万全を期すこと、(2)孤立者の安全確保および救出に全力を挙げるとともに避難先の安全監視についても十分確保すること、(3)現地調査を含め引続き早急な被害状況の把握を行い、関連機関の情報共有を図ること、(4)電力通信回線等ライフラインの早期復旧を図ること、(5)鹿児島県や関係市町村と連携し応急対策、復旧対策等につき政府一丸となった対応を行うこと――を対処方針として確認したと報告。同会議第2回目を本日また開催予定であるとして、昼から夕方にかけて1時間30ミリの激しい雨になる可能性もあり、引き続き全力を尽くす考えを示した。
仙谷官房長官は、そのほか閣議および閣僚懇談会、閣議前に開かれた拉致問題対策本部、閣議後の総合科学技術会議の概要等について報告。菅直人総理(代表)が本部長を務める拉致問題対策本部では、副本部長の柳田稔拉致問題担当大臣、前原誠司外務大臣、岡崎トミ子国家公安委員長、福山哲郎官房副長官が出席、内閣改造により拉致問題担当大臣、外務大臣が代わったこと、北朝鮮において世代交代進んでいること踏まえ開催したものだと述べ、捜査、調査の観点から岡崎委員長も加わったと説明した。最近の北朝鮮情勢等を踏まえ、今後の拉致問題対策の進め方について意見交換したとして、11月中、下旬を目途に開催予定の次回会議までに、これまでの取り組みを点検のうえ、政府全体として今後何ができるかを検討することを確認したと述べた。
また、同日午前、参議院運営理事会において参議院おける自身の不適切な答弁に関し陳謝、今後国務大臣として真摯な答弁に努めていくと述べたと報告。併せて蓮舫大臣の雑誌記事についても、院内の議員活動の範囲を超え、またその後の本院における答弁も不適切であったことを厳重に注意し、本人も反省していると陳謝したとして、今後内閣としてこのようなことないよう十分気をつけていくと述べた。
仙谷長官は同日午後の記者会見で、奄美大島での災害に関して、明日23日に東祥三防災担当副大臣が現地に入り、災害状況等を視察することを明らかにした。さらに、政府として「災害応急対応に全力を尽くす」と述べた。
また、同日ベトナムとの間で、原子力協定が実質合意に達したことに関する質問に、「大変喜ばしいことだと思っている」と答えた。
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