2010/10/23
岡田幹事長、香川で玉木議員とともに農業従事者と前向きで活発な意見交換行う
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岡田克也幹事長は23日午後、香川県で玉木雄一郎衆院議員(香川県第2区)とともに蘭栽培の農家を視察。地域で従事する農家の方々と、現在置かれている農業現場の状況について意見交換を行った。
意見交換会では米、野菜、果物や花などを生産する現状について、従来の農協任せの農業経営では成り立たなくなってきていることから、自家販売によって直接消費者や飲食店、スーパーなどへの新規の顧客獲得に向けての取組みの課題について意見が寄せられた。
また、生産者から消費者までの間にかかるコストをいかにカットして提供するか、地域で生産されたものをいかに地域で消費していくか、農業をやりたくてもその環境が厳しいなかでいかに農業従事者を増やして独自の生産物を作っていくか、また経済連携が結ばれた場合、関税撤廃による国内農家への影響、さらには生産地偽装問題やJAS法の見直しなど様々な角度から意見があがった。
さらに財政面についても米を例に挙げ、本年の米価が猛暑による品質低下や昨年の豊作による余剰米が多いことから下がっていることを受けて、戸別所得補償制度の有効活用について説明、意見交換がなされた。
最後に、ちゃんと努力した人が評価をされるよう、志のある人が集まって生産者がその農作物に似合った価格設定を行うことが出来、消費者への安定した流通ルートを確保するなどといった役割を果たせるための制度や枠組みをつくることなどの課題が残ったが、前向きで活発な意見交換となった。
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