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2010/10/31
岡田幹事長、時代にあった社会保障制度確立の重要性説く 宇都宮市で石森久嗣議員と
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岡田克也幹事長は31日午後、足利市から宇都宮市への栃木県内を移動し、栃木県第1区の石森久嗣衆院議員とともに、会場を埋め尽くした約300人の皆さんとともにタウンミーティングを行った。
最初にマイクを握った石森議員は、「当選から1年、右も左もわからないなか、ひたすら突っ走ってきた」として、朝一番のバスに乗って家を出て国会へと通う日々のなか、「医療・介護・社会保障をどうにかしたい」という、国会議員を目指した初心の実現に向け力をつくしていることを報告した。
脳外科医として医師・看護士の苦労を目の当たりにし、たらいまわしに会う患者さんの実態を見てきた経験をふまえ、その思いを国政に届け、地域で生まれ育ち学び、地域で安心して暮らし、最期を迎えられる社会をつくっていきたいとの思いの実現に取り組んでいると重ねて語った。
「まだまだ不十分だが、ひとつだけ自信をもって報告したい」として、議員連盟の中心メンバーとなって取り組んでいる脳卒中対策基本法案を紹介。議員のなかで唯一の脳外科医であり、栃木県が脳卒中の死亡率が全国一位でもあるなか、ぜひとも成立をはかっていきたいと訴えた。
また、崩壊寸前の地域医療が日本国中に共通してある現状に危機感を示し、社会保障を充実させる必要性を指摘。「そのためには税収がふえていかなければならない。そして、そのためには経済を発達させなければならない」と問題提起。栃木においては、CO2排出量が日本で一番低いという点に着目して、環境に重視した戦略による企業誘致などを考えることも重要だと指摘した。
そのうえで石森議員は、民主党に求められているのは社会保障の充実と経済の発達とそれに見合うだけの税収のアップだと指摘。「そういう強い政治、リーダーシップを、政治を求めている」国民の皆さんに応えていくのが民主党だと力説した。
続いて岡田幹事長は、「幹事長は縁の下の力持ちだと思っている」として、「民主党という党を日本の政治の本流を担う政党として、さらに成長させていかなければならない」と語った。
同時に岡田幹事長は公平で透明な党運営の重要視を指摘し、「国民の皆さんから見てわかりやすい民主党でなければならない」と述べ、その実現を約した。
さらに、「政権をしっかり支える党でなければならない」と述べ、菅政権を一丸となって支えていくのが党の役割だと強調した。
そのうえで岡田幹事長は、今、日本の政治が取り組むべき課題として二つを列挙。第一に、社会保障制度、年金、医療、介護、子育ての制度の再構築の重要性を指摘した。
第二には「国を開いていかなければならない」と提議し、「閉塞感をこわすには国を開いていくしかない」として、国内にも充分に目を配りながら国を開いていくことに菅直人総理を筆頭に頑張っていくことを宣言し、強い経済を確立していく重要性を訴えた。
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