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2010/11/06
岡田幹事長、福岡市内で「国民の生活が第一。」の政治実現を訴え


 岡田克也幹事長は6日夕、福岡市内で街頭演説を行い、政権交代による成果を改めて強調。「社会保障制度改革」、「国をひらく」政策を大きな柱として「国民の生活が第一。」の政治を実現していくと力説した。

 岡田幹事長は、与党の幹事長として民主党が国民の皆さんから信頼される責任政党となるよう、全力を尽くすと表明。子ども手当の創設、高校の授業料無償化を一例に挙げ、自民党時代には10年かかっても議論してもできない政策が実現できたと、政権交代の成果を改めて語った。

 そのうえで、「ばら撒きではないか」との批判があることには、子どもを社会全体で育てる、そういう日本に変えていきたいという決意の表れだと反論。核家族化が進み、子どもを生み育てるためには仕事を辞めなければならないなど、さまざまな障害がある日本から、社会全体で子育てを支えていく日本にするというメッセージだと力を込めた。

 また、農業の戸別所得補償制度の導入については、「国をひらく」、そのことでアジアの成長、活力を日本に取り込み、日本を豊かに、元気にするという、民主党の基本方針を達成するためには、日本の農業を強くしなければいけないと主張。問題点については修正していくとして、制度そのものの必要性を強調した。さらに、これまでの自民党の農業政策により自給率は下がり、農業就労者の高齢化が進んだと批判、「ジリ貧の農業を大きく転換するのが民主党の政策」だと訴えた。

 岡田幹事長は最後に、「政権交代から一年、『国民の生活が第一。』の視点で死に物狂いで頑張っている」と述べ、民主党へのさらなる支援を求めた。

 なお、街頭演説会には稲富修二衆院議員(福岡県第2区総支部長)、福岡県選出の大久保勉、岩本司両参院議員も参加した。
 


左から稲富修二衆院議員、大久保勉、岩本司両参院議員
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