2010/11/30
議員総会で選挙制度改革について第1回めの議論を 会見で平田健二参院幹事長
|
平田健二参議院幹事長は30日午後、国会内で定例記者会見を行い、「明日12月1日、参議院の選挙制度改革についての議論を本格的に開始する」と語った。「西岡武夫議長も述べている通り、今国会での法案を提出そして成立したい。現在、各党間の調整は代表者が集まって相談した程度ではあるが、明日11時に議員総会を開く」とも説明し、過去の協議の内容を検証し、具体的な議論をスタートさせると表明した。
平田参議院幹事長は、「(現行の制度は)最高裁で違憲の指摘を受けており、立法府としての解決が求められる。(民主党は)参議院選挙のマニフェストでも定数削減、選挙制度改革についてうたっている。実現も勿論だが、まずはきちんとした議論が必要である」とも語った。
来年の統一地方選挙については「多くの候補者があがっている中、現在重要な選挙で残念な結果が多く見られる。みんなで知恵を出し、なんらかの打開策が必要」との認識を示した。
今後の国会運営に関しては、「法案審議は衆議院から12〜13本送付されてきている。残された会期中にどこまで成立させられるか。与党なので、できる限り法案成立に向けてがんばる」との意向を示した。
|
|
|
|