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2000/08/25
「国会の議論は無視された」瑕疵担保見直しなき日債銀譲渡決定で談話
 一時国有化されている日本債券信用銀行が9月1日付けで、ソフトバンク、オリックス、東京海上火災保険の3者連合に譲渡されることが25日、最終的に決まった。

 民主党は岡田克也財政・金融担当ネクスト大臣名で談話を発表し、瑕疵担保特約が撤回されなかったことに強く抗議した。

 談話では、「政府は国会の議論の推移を見守るためと称して、日債銀の譲渡契約を1ヶ月延長したが、この間特約の白紙撤回が交渉された形跡もないどころか、逆に特約の運用を厳格化しないことを約束するなど、国会の議論は完全に無視された」と政府の姿勢を強く批判。金融再生法の趣旨に則り、問題債権を厳格に査定して、整理回収機構に完全分離するよう重ねて求めた。
関連URL
  (談話) 日本債券信用銀行譲渡問題の最終決着について
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=11722
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