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2000/07/05
「来年までのつなぎ内閣」鳩山代表が第2次森内閣を批判
 民主党の鳩山由紀夫代表は5日の定例会見で、第2次森内閣について「(省庁再編で)どうせ来年変わるから、それまでのつなぎという色彩で、なんのメッセージ性もない。これほど国民をバカにした話はない」と述べ、『雨宿り内閣』などと酷評されているとおりだとの厳しい見方を示した。

 鳩山代表はとくに官僚出身者が7人も閣僚になっていることをとりあげ、「大きく官僚組織が変わっていくときに、政治主導でなくお役人主導で動いてしまう、役人にとって座りのいい内閣だ」と評した。

 そごうに対する債権放棄問題にも改めて言及、「民間の一企業に対して税金を投入するという、あってはならないことが行われようとしていることに対して、厳しい態度で臨んでいきたい」と表明した。代表はこの問題については、与党のなかからも疑義がでていることを指摘、「政府と与党のズレの問題も含め、集中審議を求めていきたい。とくに森総理がどのような発言をするのか、総理出席のもとでの委員会開会を求めていく」と述べた。
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