2010/12/24
菅総理、内閣記者会インタビュー質疑応答 その3〜リーダーシップ、統一地方選〜
|
リーダーシップ
(質問)
総理が考える自身のリーダーシップ論はどういう姿だと考えるか
(回答)
2つの要素が自分の中にあると思う。ひとつはベンチャー企業の起業家みたいな何もない所や小さな所からいろんなものをつくっていくという、常に新しい政党を作ったり、参加したり、新しい試みをやっていくという思想が強くある。一方ではこれだけ大きな政党に民主党がなっているので、ベンチャー企業のように思いつきだけで進めることはできないので、比較的オーソドックスに、良いチームを作り、良いチームの中でしっかり議論をして最終的な所はトップである私が決める。今回の予算案もそう。その2つが私の中にはあるのかなと思っている。
統一地方選
(質問)
統一地方選に向けてどの様に臨んでいくか
(回答)
自分自身の反省も含めて申し上げれば、いろんな事を実行して私なりに成果があったこともたくさんあったが、それを伝えることができなかった。また伝えるだけの時間や活動ができなかったという思いが強い。APECも成功したし、アジアの成長を日本の成長につなげるという意味ではインドのEPAも成功した。ベトナムの原子力発電所やレアアースのこともパートナーとして日本を選んで頂いた。前進した課題は沢山あったと思うが、必ずしも伝えきれなくて、尖閣諸島問題などが集中的に話題となった。臨時国会が終わってから、私自身も具体的なことをできるだけ見つけて伝えていくようにということでやっているし、党全体としてももっと努力しようとしている。自信を持って予算やこの政権の取り組みを国民の皆さんに訴えてもらいたい。その材料はきちっと伝えたい。その中で国民の皆さんにしっかり見て頂いて、理解を深めてもらうことにつながっていくのではないかと感じている。
|
|
|
|