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2000/08/30
民主党災害支援ボランティアが三宅島入り〜降灰除去作業に従事
民主党が呼びかけた災害支援ボランティアチーム第一陣の15人が30日朝から噴火・地震が続く三宅島に入り、降灰の除去作業を行っている。

 メンバーは松原仁衆院議員と小川敏夫参院議員を日ごろから支援している学生たちが中心。29日夜に東京・竹芝からの定期船で出航し、30日早朝に三宅島に到着した。

 一行はさっそく島で唯一の診療所や周囲の高齢者宅に降り積もった灰を取り除く作業にとりかかったが、次第に雨が激しくなり、午前11時45分に全島に避難勧告が出されたため、その後は避難所で待機を続けている(30日午後3時現在)。

 18日の大噴火以降、三宅島は大量の火山灰で埋め尽くされ、多いところでは2,30センチものたい積が見られる。雨が降ると火山灰がコンクリート上に固まるため、早めの除去が必要だが、高齢者世帯では作業がなかなか進んでいないのが現状。一行は9月1日午前中まで三宅島に滞在し、同日夜に東京に戻る予定。30日夜には、松原議員、小川議員、中津川博郷衆院議員が船で三宅島に向かった。

 ボランティアについてのお問い合わせは、小川敏夫事務所(担当・石田さんTEL.03-3581-3111)か松原仁事務所(担当・矢島さん TEL.03-3581-5111)へ。
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