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2011/01/21
枝野長官、沖縄訪問で担当大臣として振興策と基地負担軽減を推進する考えを表す




 枝野幸男官房長官は21日夜、沖縄県庁で仲井真弘多沖縄県知事ならびに高嶺善伸沖縄県議会議長との懇談を終えた後、記者団の質問に答えた。

 昨日20日に北澤俊美防衛大臣が仲井真知事と会談した際、県民が目を見張るような振興策で日米合意の履行の容認を求めるとの趣旨の発言があったことについて、「北澤大臣の発言については直接聞いていない」としたうえで、「沖縄の振興と基地の負担軽減という沖縄担当大臣として預かっている問題と基地移転の問題とはリンクするものではない」との見解を示した。そのうえで改めて沖縄振興と基地負担軽減策を推進して行くことは菅直人総理(代表)も北澤大臣も共有しているとの考えを強調した。

 次に普天間飛行場移設問題について、官房長官として今後どのように沖縄の県民に理解を求め、解決していくかとの問いには、「今日は沖縄担当大臣、官房長官就任のあいさつということで率直に声を聞かせて頂くということが目的で訪問した」と答え、今後は内閣として(知事や議会議長から)頂いた意見を真摯に受け止め、心に留めながら対応を進めて行く考えを明らかにした。
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