2011/02/23
菅総理ぶら下がり
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菅直人総理(党代表)は23日夜総理官邸で、記者団から同日行われた党首討論の感想を聞かれ、「谷垣さんに、予算の成立と執行が国民にとって重要だと訴えたが返答は無かった。しかし、これからも理解が得られるよう頑張っていく」と答えた。
ニュージーランドで起きた地震についての救援、救出活動の対応については、「同国政府から派遣要請がある前に先遣隊を出し、今日の午後2時頃には国際緊急援助隊の救助チームが政府専用機で出発した。日本時間の明日午前1時頃には到着予定で、邦人で被災した方はもとより、現地の多くの人たちを救出してもらいたい」と、迅速に対応していることを報告するとともに、救助隊の活動に大きな期待を寄せた。
また、今後の支援策、救援策には、「何が必要なのかを把握して、あらゆる選択肢を含めて検討し、出来る限りのことをしていく」との考えを示した。
中東各国で民主化を求める動きが相次いでいることについては、「リビアについてはかなりの死傷者が出ているとの報道もあり心配している。改革を進め、安定した政権が出来ることを望む」と答えた。日本への影響に関しては、すでに対応するための閣僚会議もスタートさせているとした上で、「油の高騰も含め、経済的にも政治的にもいろいろな影響がありうる。これらのことをしっかりと注視し、必要な対応を早め早めに取っていく」と述べた。
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