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2011/03/15
岡田幹事長、駐日大使と東日本大震災の対応で意見交換


 岡田幹事長は15日、日本語を話せる各国駐日大使で構成される平成会に所属するメンバー8人(ベネズエラ、リトアニア、ミクロネシア、モロッコ、パラグアイ、ドイツ、ブルガリア、パラオからの各大使)と東日本大震災への対応について党本部で意見交換を行った。会合には滝実総務委員長、西村智奈美国際局長、米長晴信・中林美恵子両国際局副局長が同席した。

 岡田幹事長は今回の震災について世界的に類例を見ない災害であると指摘した上で、日本国政府が全力を挙げて対策に取り組み、それを民主党が全力で支えていると現状を説明した。また、震災を乗り越えていく上で二つの希望があると述べ、国民の非常に冷静な対応と国会での与野党の協力的な関係を取り上げた。こうした状況を踏まえ、来年度予算・関連法案を早期に成立させ、震災対策の補正予算も早期に準備したいと今後の国会対応への意欲を語った。

 平成会を代表してセイコウ・イシカワ駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使は「日本国政府と国民の皆さまに東北地方太平洋沖に大地震と津波が襲ったことに心からのお見舞いを申し上げる」と述べた。その後、各大使から在留している自国民の安否情報に関する報告、各国の支援、要望ついての説明があった。岡田幹事長は各報告・要請を真剣に受け止め、日本国政府に必ず伝えると応じた。
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