2002/05/23
「公明党の姿勢は理解できない」熊谷国対委員長
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有事法制の今月中の衆院通過をめざす与党3党が特別委員会の単独審議を強行したことを受け、民主党など野党4党は23日から衆参両院で一切の国会日程協議に入らないこととしている。熊谷弘国会対策委員長は、「われわれは審議拒否そのものを目的としているのではない。われわれが求めている有事関連法案の徹底審議、瓦力特別委員長の疑惑解明を与党が拒んでいる」と23日の定例記者会見で状況を説明した。
熊谷国対委員長は「わずか30時間ほどしか審議しておらず、法案の骨格についての問題点さえ解明されていない段階で公聴会など開くべきでない。与党は平衡感覚失っていると言わざるを得ない」と改めて与党の姿勢を強く批判。特に「自民党内では『このままで本当によいのか』という疑問の声も出ている中で、公明党の姿勢はまったく理解できない。政権居座りだけを目的にして、これまで支持者に訴えてきた平和や生活者優先という政策をかなぐり捨てて平然としている。公明党はファシズムに向かおうとしているのか」と痛烈な公明党批判を展開した。
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