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2011/04/29
民主党・自民党・公明党の政調会長が第1次補正予算等で合意



第1次補正予算に関する合意書に署名する3党政調会長
 民主党の玄葉光一郎政策調査会長、自由民主党の石破茂政務調査会長、公明党の石井啓一政務調査会長は29日、今年度第1次補正予算とこれに関連する法案について合意書(PDFダウンロード)に署名した。

 3党政調会長が署名した合意書の内容は次の通り。

 1.子どもに対する手当の制度的なあり方や高速道路料金割引制度をはじめとする歳出の見直し及び法人税減税等を含む平成23年度税制改正法案の扱いについて、各党で早急に検討を進める。また、平成23年度第1次補正予算における財源措置として活用した年金臨時財源については、平成23年度第2次補正予算の編成の際にその見直しも含め検討を行う。これらを前提として、特例公債を発行可能とするための法案について、各党で、成立に向け真摯に検討を進める。

 2.復旧・復興のために必要な財源については、既存歳出の削減とともに、復興のための国債の発行等により賄う。復興のための国債は、従来の国債と区別して管理し、その消化や償還を担保する。

 3.年金財政に対する信頼を確保するためにも、社会保障改革と税制改革の一体的検討は必須の課題であり、政府・与党は、実行可能な案を可及的速やかにかつ明確に示し、国民の理解を求める。

 以上、確認する。
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PDF 平成23年度第1次補正予算等に関して(3党合意書)
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