民主党と政府は9日午前、国会内でマニフェスト検証委員会を開催した。委員会は今年1月の党大会の承認に基づきマニフェストの検証を行うためのもの。設置直後に3月の大震災が発生したため、震災対応を最優先してきたが、約3カ月を経過したことを踏まえ開催に至った。
会議後、事務局長の城島光力政調会長代理は記者団に対し委員会のメンバー構成を報告(下記ダウンロード参照)。2009年総選挙マニフェストと2010年参院選挙マニフェストに掲げた個々の政策について、直近までの実施・実現の状況を整理することを確認、政調各部門(PT・調査会を含む)、政治改革本部で16日までに取りまとめるよう要請したと述べた。政治主導の確立等の項目については、検証委員会自身が担当する。
マニフェストの検証は、衆院の任期折り返し点にあたる今年夏ごろまでに、どこまで達成したか整理し共通認識とするためのもので、公約内容の修正等についてはその後の話であるとしている。
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