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2001/03/02
この土・日曜を国民が自民党を切り崩す2日間に=菅幹事長が檄
 「先の11月の政局では、土・日で加藤派が切り崩された。今度は、自由民主党が国民によって切り崩される2日間にしよう」−−。

 2日夜の代議士会で菅幹事長はこう述べて、内閣不信任案提出時期決定の経過を報告し、週末の各議員の取り組みを強く求めた。

 菅幹事長は、「与党は本日提出すれば深夜になっても本日中に否決する姑息な構えを示した。国会議員が地元に帰る時間的余裕をおかずに、悪いことは一気呵成に否決してしまい、終わったことにしてしまおうという悪知恵だ」と与党の動きを批判。そして、「これは一方で自信の無さの現れでもある。この悪知恵を打ち破り、国民の意見を聞いた上で国民注目の中で不信任案の採決が行われるよう、野党4党国対委員長会談で不信任案の提出を週明けの月曜日の朝に正々堂々と行うことにした」と提出時期決定の経緯を説明した。

 その上で、菅幹事長は「皆さんがご自身の支持者の声を聞くことはもちろんだが、森首相の退陣を望む国民が与党の議員にその意思を伝えてほしいと強く訴えていただきたい。そうなれば、5日の本会議で不信任は可決する。国民の8割が賛成するものに反対する政党には未来がないと確信する」と檄を飛ばし、大きな拍手を浴びた。
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