2001/03/29
ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会を超党派で呼びかけ
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民主党の江田五月参議院議員と川内博史衆議院議員が3月29日、国会内で記者会見し、「ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会」の設立を呼びかけることを発表した。
非科学的で非人道的な「らい予防法」(1953年制定・1996年廃止)による強制隔離政策により、筆舌に尽くしがたい人権侵害を受けてきたハンセン病患者の方々による国家賠償訴訟が現在、東京・岡山・熊本の3地方裁判所で審理されており、今年5月には熊本地裁で判決が出される。しかし、患者や元患者の方々の平均年齢は70歳を超えており、訴訟による解決では時間がかかりすぎることから、政治主導で問題を最終解決するために懇談会の設立を呼びかけた。
代表世話人に江田議員が就いたほか、世話人には与野党各党の幹事長や前幹事長が名前を連ねている。4月5日に設立総会が開催される予定。
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