2001/06/11
「民主党の環境政策に共感し、立候補を決断」幸田シャーミンさんが記者会見
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参議院選挙で民主党の比例代表で立候補することが決まった環境ジャーナリストの幸田シャーミンさんが、11日、党本部で記者会見を行った。鳩山由紀夫代表、菅直人幹事長、広中和歌子副代表(女性選対本部長)、佐藤敬夫選対委員長らが同席した。
まず、広中副代表が環境庁長官在任時からの親しい交流や候補者擁立までの経緯を説明。環境問題をアメリカ・ハーバード大学ケネディスクールで学び、ライフワークとして取り組む幸田さんに「ダメ元」で立候補を打診した結果、承諾を得て、「英語で言えば、ナイス・サプライズだ」と感想を述べた。そして、環境問題はもちろん、福祉・子どもの環境整備などで、まさに“女性の元気で民主党・日本を変えていく”ことを大いに期待したいと述べた。
続けて、鳩山代表は、幸田さんを「環境問題について強い政治のメッセージが必要な状況にあって、やわらかい、自分の言葉で環境問題を訴えていく貴重な存在」だと紹介。
また、菅幹事長は「比例区の場合、業界の利益団体や組織をバックにした候補者の擁立ということになりがちだが、幸田候補のようにひとつのテーマをもった候補者は貴重」と幸田さんに期待を寄せた。
最後に挨拶に立った幸田さんは、環境問題に関心をもったきっかけは、1980年代後半、外国通信社から送られてきた地球温暖化を伝えるトピックスだったと説明。その後、アメリカのハーバード大学で学び、帰国後に環境ジャーナリストとして活動。環境問題の最前線で活躍する人びとを取材する中で、「彼らは悲観的になることなく、プラスの変化を確実にうみつつあることを実感。環境問題は、プラス思考で非常にクリエイティブに取り組むべきものだという信念を得た」と述べた。
その上で、「私の人生の予定表には政治へのチャレンジは載っていなかったが、尊敬する広中副代表から強いお勧めを受けた。そして、民主党が掲げる環境政策が私の考え方と一致している」と立候補を決断した理由を説明。地球と人にやさしい社会をつくるために努力するとの決意を表明した。
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