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2001/06/26
航空自衛隊機機関砲誤射事故に厳重抗議〜伊藤NC大臣らが中谷防衛庁長官に
民主党の伊藤英成外交安保担当ネクスト大臣ら6名の所属国会議員が26日昼、防衛庁に中谷元防衛庁長官を訪ね、25日に北海道北広島市で起きた航空自衛隊機による機関砲誤射事故に対して「防衛庁の責任は極めて大きく、猛省を促す」と厳重に抗議した。高木義明・衆院安全保障委理事、党北海道選出国会議員会の佐々木秀典(会長)、三井辨雄両衆院議員、峰崎直樹、小川勝也両参院議員が同行した。

 この事故は、航空自衛隊のF−4型戦闘機が、北海道恵庭市の島松演習場内でのロケット弾による空対地射爆撃訓練中に20ミリ機関砲を誤射したもので、200発程度が発射され、一部が射場の約10キロ北にある北広島リハビリセンターなどに着弾し、建物や車などを破損したもの。幸い人的被害がなかったが、市街地から近く、状況次第では人命にかかわる重大な事故となった危険性もあった。

 伊藤ネクスト大臣らが徹底的な原因究明と再発防止を強く求めたのに対し、中谷長官は「ご指摘の通りで申し訳ない。原因究明に全力で当たりたい」と述べた。
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