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2003/01/07
「小泉内閣続けば1930年代と同じ道へ」菅代表


民主党の菅直人代表は7日、今年初めて開かれた党常任幹事会の冒頭に挨拶し、「新年に3つのことを祈願した。一つは、世界と日本の平和と安全。二つ目は、日本の現状、とりわけ経済の再生。そして三つ目に、それを実現するためにも小泉デフレ増進内閣を一日も早く倒し、民主党中心の政権を作ることだ」と新春の抱負を述べた。

 菅代表はまた、現在の日本の状況が、ヒトラーの独裁政権を誕生させたドイツ、デフレへの対応の失敗からデフレを加速させたフーバー大統領時の米国や井上準之介蔵相時の日本など、1930年代の世界の状況に似てきているとの見方を示したうえで、「小泉首相が続く限り、日本は1930年代の一番危険な筋道をそのまま進んでいく。これから始まる国会では、経済、経済、経済という姿勢で臨んで行く」との方針を示した。
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