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2002/06/13
「隠蔽してない、再調査しない」防衛庁調査報告書問題で与党が居直り


 与野党幹事長・書記局長会談が13日午後開かれ、昨日の4野党幹事長・書記局長会談で確認された事項(防衛庁リスト調査報告書問題で、第三者による再調査、隠蔽・虚偽答弁の責任明確化)に対する、与党側の見解が示された。しかし、野党の指摘・要求に全く応えておらず、会談は完全に物別れに終わった。

 会談では、山崎自民党幹事長が「野党4党幹事長・書記局長会談確認事項について」と題するペーパーを読み上げ、野党の要求に対して「38ページの調査報告書の隠蔽の事実はない」「虚偽の答弁ではない」「第三者による調査の必要はない」とした。

 会談後記者会見した民主党の菅直人幹事長は「与党は、『資料を出すな』とは言っていない、言論の自由だ、防衛庁が勝手にやったと述べた。完全に物別れだ」と報告。「与党はことの本質を理解していないし、国民の皆さんから見ても納得する人はいないだろう」と与党を厳しく批判した。 
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