ニュース
ニュース
2003/01/15
在日米国商工会議所新会頭が菅代表を訪問


昨年12月に2003年度の在日米国商工会議所新会頭に選出されたランス・リー氏(IGCジャパン社長)が15日、民主党本部を訪れ、菅直人代表、内藤正光、井上和雄両国際局副局長と懇談した。

 リー新会頭は冒頭、12月に新しくトップとして選出されたことをお互い祝い合うとともに、「日本の経済がうまく行くという自信を持つことが大切」と菅代表にアドバイス。菅代表は「今年総選挙があると思うので、政権交代してオプティミスティック(楽観的)な国に変えられると思う」と応じた。また、海外からの投資についてどう思うか、という質問に対しては「ハゲタカ・ファンドという批判の声もあるが、投資は自由であるべきだ。雇用が生まれるし、アメリカ企業のものになったからと言って、その土地をアメリカに持って帰れる訳ではない」と述べた。

 リー会頭は「規制緩和というが、掛け声だけで官僚の壁にぶつかっている。民主党が政権をとった時には、もっと素早く規制緩和を」と“次の内閣”への注文を付け加えた。
記事を印刷する