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2003/01/17
両院議員懇談会で大会議案を確認


民主党は17日、両院議員懇談会を開き、党定期大会に提案する議案の説明と意見交換を行うとともに、大会を成功させ20日からの通常国会に向けて一丸となって取り組む意志をうち固めた。

 冒頭、挨拶に立った菅直人代表は「国民の期待に応える活動を皆さんとともに繰り広げたい」と決意表明。小泉内閣に対しては「改革の先に明るい展望があるのか。全く国民に与えていない。これ以上この内閣が続くことの是非を明らかにする。自民党内閣である限り、構造改革はできないし、デフレ克服も不況からの脱却も進まない。景気回復もできない。一日も早い退陣、政権交代を求めていく」と政権交代を強く求めた。また、翌日の定期大会では経済再生のプランを明らかにすると語った。

 次に岡田克也幹事長が報告を行い、7議員離党の事実経過、自由党との協力をめぐる協議、大会議案(活動方針案─総論)の内容骨子、党会計の情報開示について説明した。自由党との協力の進め方をめぐっては、国会や選挙への取り組みにおいて協力を進めることで一致した同日の菅代表と自由党・小沢党首との党首会談を受けて、来週早々にも両党の幹事長および政策、国会対策、選挙対策の各責任者が協議を行うことが報告された。

 さらに、枝野幸男政調会長から通常国会への取り組みの決意表明、樽床伸二国会対策委員長代理から予算審議をめぐる与野党折衝の現状報告がなされ、その後、若干の質疑応答を行って閉会した。
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