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2001/11/07
福山哲郎参議院議員がCOP7に参加=NGO、政府関係者と積極的に意見交換
民主党の福山哲郎参議院議員が7日から党の派遣で、モロッコのマラケシュで開催されている地球温暖化防止条約第7回締約国会議(COP7)に参加している。民主党からは、他に衆議院環境委員長の大石正光衆議院議員も現地入りした。

 地球温暖化防止のための京都議定書が97年で採択され4年。仕上げに向けた攻防がこのCOP7で大詰めを迎えている。

 福山議員は現地から連日メールマガジンで会議の様子をレポート。それによると、7日(現地時間)は、会場で日本からの記者やNGO関係者と情報交換後、大石委員長らとともに、EU議会議員団との懇談会に参加。「アメリカ参加の見通し」や「日本の国内対策等」について小1時間意見交換を行った。その後、実際に交渉にあたっている環境省の竹本地球環境審議官補佐官、浜中審議官らからヒアリング。さらには、全体会合で演説直前の川口環境大臣とも訪米の状況と全体の見通しについて意見を交わした。その後、全体会合を傍聴した。

 福山議員は、メールマガジンで会議の印象を「合意に向けたレールは敷かれ始めているような雰囲気である。遵守での合意は間違いなく全体合意へのいい刺激となっている。又、ここまで来てボン合意をつぶしてしまう勇気のある国も存在しない。アメリカもテロの影響で国際協調を求めている手前、そう強く京都議定書NO!も叫びにくい。課題の「ロシアの吸収源の見直し」も交渉グループが設けられずやや棚上げの状況…。すべてがまとまってからという感じ。京都メカニズムの細かなルール作りも各国が水面下で「エストラーダパッケージ案」をたたいている模様」と分析。「この会議は終わってみるまで大ドンデン返しが起こる可能性は否定できない」として、注意深く会議の行方を見守っている。
関連URL
  福山議員ホームページ
 http://www.fukuyama.gr.jp/top/index.php
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