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2002/06/14
与党が単独で健保法改正案の委員会採決を強行


 防衛庁調査報告書の改竄・隠蔽問題をめぐって国会審議がストップしている中、与党は14日午前、単独で衆議院厚生労働委員会を開き、サラリーマンの医療費自己負担の引き上げなどを柱とする健康保険法改正案など医療制度改革関連法案の採決を強行した。

 委員会は、強行採決に反対する野党委員が委員長席を取り巻く中で進められ、公明党の福島議員が質問を終えた時点で自民党が審議打ち切りの動議を提出。怒号で委員長の声もかき消される状態だったが、与党委員が起立して採決の体裁をとり、可決を宣言して散会となった。

 野党4党は、ただちに政策責任者名で抗議の談話を発表。また、同日に国会内で緊急抗議集会を開くことを決めた。
関連URL
  (→ 健保法案の強行採決に強く抗議する<4野党談話> )
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=11328
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