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2003/01/24
【衆院予算委】河村議員、豊郷小学校問題で税の無駄遣いを追及


 民主党の河村たかし議員は24日、衆議院予算委員会で滋賀県豊郷町の豊郷小学校の建替え、住民基本台帳ネットワーク、警視庁の情報公開センターの防犯ビデオ問題を取り上げ、政府の対応を質した。

 河村議員は豊郷小学校校舎の建替え問題をめぐって、文化的価値、教育上の利点、税の無駄遣いなどを指摘。遠山文科相は「文化財的価値のあるものは、現在の条項を削除して、建替えを義務としないよう、明記する」と回答し、片山総務相も「ニューリアルを進めたい」と答えた。

 住民基本台帳ネットワーク問題では、福島県で9600人分の住民票データが盗まれた問題を取り上げ、危機管理ができていないと厳しく指摘した。

 警視庁のビデオ問題では、情報公開請求に訪れた人がズームできる防犯カメラでビデオ録画されており、しかもその業務に24人もの人員が配置されていることを指摘。税の無駄遣いであり、また何よりも情報公開の趣旨に反すると中止を求めた。
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