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2003/01/30
02年度補正予算が参議院本会議で可決・成立


2.5兆円の税収不足などへの対処として5兆円の国債追加発行などを盛り込んだ02年度補正予算3案は、27日の衆議院本会議での可決に続き、参議院本会議でも30日、与党の賛成多数により可決、成立した。

 採決に先立つ討論で民主党・新緑風会から登壇した郡司彰議員は、「わが国は、かつてない未曽有の危機に直面し、先行きに明るさのかけらも見えない。小泉総理はデフレ経済をいよいよ悪化させ、2.5兆円もの税収不足を招きながら、経済失政に対する反省も謝罪もないままに、国民に負担増だけを押しつけようとしている」「補正予算の内容は、現下の厳しいデフレ経済に対応するには、雇用・失業対策、中小零細企業対策などの効果が期待できず、まったく不十分だ」などと3案への反対理由を表明した。

 国会では31日に小泉首相の施政方針演説など政府4演説を受けたのち、来週から03年度予算の審議に入る。
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