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2002/06/25
秘書給与肩代わりを隠した片山総務相の辞任求める
 片山総務相が秘書給与を地元の建設会社に負担させ、それを政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、民主党の熊谷弘国会対策委員長は25日、「きちっと事実解明が行われなければならないが、総務相は政治資金規正法の所管大臣であり、たんに『届け出を修正する』では済まない話だ。知らないとは言わせない。その違法性を承知していながら法を犯していたことの政治的・道義的責任はきわめて重大だ。真実を明らかにした上で即刻辞任を申し出るべきではないか」と総務相を厳しく批判した。同日の定例記者会見で語ったもの。

 この問題については、同日開かれた衆議院総務委員会でも民主党の武正公一議員が郵政関連法案の質疑の冒頭でとりあげ、片山総務相の見解を質した。片山総務相は、「事務所のミスで、ただちに訂正する」との記者会見での説明を繰り返すにとどまった。
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