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2001/07/04
日米地位協定の一刻も早い見直し必要〜鳩山代表が会見で
 民主党の鳩山由紀夫代表は5日の定例記者会見で、米兵による沖縄県北谷町での女性暴行事件での米兵の身柄引き渡し問題に関連して、「以前から指摘してきたように、日米地位協定をしっかりと見直さなければならない。日米首脳会談でブッシュ大統領からは謝罪があったようだが、小泉首相が言及したとは思えない」と述べ、政府の弱腰の対応を批判。何度も起こる事件を教訓に、一刻も早く地位協定見直しを行うべきとの考えを重ねて強調した。

 さらに鳩山代表は、「県民から基地全体の見直しを求める声が挙がっているが」との記者の質問に答えて、「当然だ。よくここまで耐えてこられたと思う。基地問題や地位協定についてちゃんと要求せず、お茶を濁してきた日本政府の責任だ」と述べた。

 また、自民党の参院選追加公約で小泉首相の主張が薄められた表現になっていることに触れ、鳩山代表は、「抵抗勢力が息を吹き返し、“構造改革危うし”の感がある」と論評。

「(自民)党内に構造改革を強調しすぎとの声があり、“柔軟に対応”などの言葉が入っている」として、「道路特定財源の見直しも“全体的に”というトーンにぼかされている。見直した結果、何もやらなかったということのないようにしていただきたい」と自民党の動きに釘を差した。
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