ニュース
ニュース
2004/01/09
【常任幹事会】菅代表、憲法・自衛隊海外活動で議論呼びかけ
 民主党は今年最初の常任幹事会を9日午後、党本部で開いた。冒頭、挨拶に立った菅直人代表は、憲法問題について「市民革命によって自分たちの憲法をつくることは欧米の歴史の教えるところでであり、民主主義の基本である。大会でも問題提起したいので、議論を深めていただきたい」と提起。またイラクへの自衛隊派遣については「自衛隊が海外のどういう所でどういう活動ができるのか、という問題がある。この間、小沢代表代行と横路副代表とで議論があったが、私もそういう方向ではないかと思っており、しっかりした方針を固めておかなければいけない」として、責任政党に相応しい議論を呼びかけた。就任後、初出席した小沢一郎代表代行も「みんなで力をあわせ、今年こそ良い年になるよう、お互い頑張ろう」と挨拶した。
 
 続いて、岡田克也幹事長から(1)党改革推進委員会の構成について(委員長=岡田幹事長、委員長代理=北橋健治幹事長代理、事務局長=武正公一衆院議員)(2)衆院選の連座制も視野に入れた民主党議員の選挙違反問題について党としての対応方針を検討していることなどについて報告があり、承認された。
 
 さらに協議事項として、(1)代表選挙改正規則案(2)次期衆院選候補者の公認内定追加3名(3)次期参院選候補者の公認決定追加2名について提案があり、承認された。
 
【追加公認された参院選予定候補者】
 佐賀選挙区 川崎 稔・新・42歳・日本銀行調査役
 比 例 区 古賀敬章・新・50歳・社会福祉法人理事
記事を印刷する