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2004/01/23
「小泉政権は何をやっていいか判らない状態」岡田幹事長
 民主党の岡田克也幹事長は23日の定例会見で、通常国会冒頭の論戦について、「小泉総理は元気がない。官僚が書いた答弁を棒読みするだけで、国民への説明責任を果たす気力すらない。政権として何をやっていいか判らなくなっているのではないか」と感想を語った。

 また、先に参議院選挙無効訴訟で参院の定数配分の抜本的見直しを求める最高裁判決が出たことについて、岡田幹事長は、党として近く考え方をまとめ、夏の選挙に間に合う形で判決に沿う改革を行うよう目指す考えを明らかにした。

 さらに岡田幹事長は、政治改革法の成立から来週で10周年を迎えることに言及し、「10年かかったが、制度改革の効果が出てきた。ようやく政権交代可能な政治への足場ができた」とした。また、同法案の内容が与野党で合意された夜、当時ともに連立与党内にいた小沢一郎代表代行と祝杯を上げたことなどを回顧しながら、選挙制度改革と政治資金の透明化をさらに推し進める決意を示した。
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