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2002/07/08
「知事選では長野の夢を論じ合ってほしい」羽田特別代表
 民主党の羽田孜特別代表は8日、定例記者会見の中で、田中康夫長野県知事の不信任可決問題に関連して、「田中知事は、風穴を開けた効果はあったが、『県会議員や市町村長らとの対話が途切れている』という話を耳にしてきた。ダム建設中止問題は、県民の生命や財産の安全をどのように確保するかをきちんと説明すれば、話が通じないはずはない。ぶつかり合ってしまった以上、自民党や民主党がこれを変に政争の具にすべきでない」「もし知事選挙になるようなら、(対抗馬となる候補も)あまり歳をとった人ではなく、現実を踏まえて将来の長野の夢を(お互いに)論じてほしい。ダムをはじめとする公共事業をどうするか問いかける選挙にすべきだ。(今回の事態を)無駄にしてはならない」と語った。

 民主党や羽田議員として対立候補擁立に動くのか、との記者の問いには、「またの機会に時間を作ってきちんと申し上げたい」としながらも、「既成の人や役人をリタイヤした人ではなかなか難しいだろう」との見方を示した。
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