2002/07/18
【NC】食品衛生法改正法案への賛成決める
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民主党ネクストキャビネットは18日、衆議院厚生労働委員長提出の「食品衛生法の一部を改正する法律案」について法案審査を行い、賛成の方向を決めた。
山井和則ネクストキャビネット(NC)副厚労相は「本来は閣法で提出すべきで他省庁との綿密な協議が必要だが、その過程を飛び越えて議員立法とするのは、政府が責任放棄しているに等しい。しかし、緊急性を考慮すれば委員長提出で賛成すべき」と述べ、法案提出手続の問題点を指摘しながらも成立を目指すべきだとした。
法案の骨子は以下の通り。
●厚生労働大臣は、特定の国・地域で製造等され、又は特定の者により製造等される特定の食品等について、
1. 検査の結果、食品衛生法違反が相当数発見されたこと
2. 生産地における食品衛生上の管理の状況
などからみて、食品衛生法違反のものが相当程度含まれる恐れがあると認められる場合において、人の健康を損なうおそれの程度等を勘案して、食品衛生上の危害の発生を防止するため特に必要があると認めるときは、あらかじめ関係行政機関の長に協議し、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、当該食品等の販売・製造・輸入などを告示を持って禁止することが出来る。
●禁止処分に関し利害関係を有するものの申請に基づき、又は必要に応じ、当該申請者によって販売・製造・輸入等される食品により食品衛生上の危害の発生の恐れが無いと認めるときは、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、禁止処分の全部又は一部を告示を持って解除するものとする。
●違反行為に対する行政処分、罰則(6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金)を設け、その他所要の改正を行う。
●施行日は、公布の日から1ヶ月を経過した日。
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