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2002/08/01
鳩山代表、障害者インターナショナル幹部と懇談


 障害者インターナショナル(DPI)事務局長の三澤了氏と同世界会議担当常任理事の樋口恵子氏は1日、民主党本部を訪れ、鳩山由紀夫代表、石毛えい子ネクストキャビネット人権・消費者担当総括副大臣らと懇談した。

 始めに、札幌で10月に約50カ国が参加して開催される2002年DPI世界会議の成功に向けて民主党が行ってきた資金カンパの第一次集約分(272万260円)が、鳩山代表から三澤氏へ寄付として手渡された。鳩山代表は「民主党の議員は世界会議の成功を祈り、心をこめて支援している」と述べた。

 また鳩山代表は、世界会議の取り組みや会場の受け入れ態勢などについて、三澤、樋口両氏らと積極的に意見交換を行った。三澤氏は現状の課題として「各公共施設や飛行機の利用の際における障害者の人数制限の問題や、障害者自身の情報をどの程度公開するかなどがある」と説明。鳩山代表は「障害者の方々が不自由なく参加できるよう民主党として支援していきたい」と述べた。

 なお、民主党では引き続き、DPI世界会議の成功に向けて、資金カンパ、通訳ボランティアなどを呼びかけていくことにしている。
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