2004/02/05
【参イラク特】若林議員、外交官殺害事件への政府対応を批判
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民主党の若林秀樹議員は、5日の参議院イラク支援特別委員会で、昨年12月のイラクにおける日本人外交官殺害事件について質問。2カ月経っても事件の真相を何らつかんでいない政府のていたらくを厳しく批判した。
若林議員は、2人の外交官が銃撃された際の銃弾の鑑定結果がようやく2週間前に発表されたこと、銃撃された際に乗っていた車両がいまだにイラクから日本に移送されていないことなどを追及し、「本気で真相を究明する気があるのか」と政府の姿勢を強く非難。また、銃撃を受けた車の写真を示し、正面から撃たれた弾痕があることから、警告射撃を受けた後に銃撃されたのではないかとの推論も提示し、事件の事実調査を進める独立調査委員会の設置を提案した。
しかし小泉首相は、「真相究明に鋭意努力する」などと繰り返すのみで、積極的に取り組む意志はまったくうかがえなかった。
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