2004/03/30
「年金改悪阻止へ全党挙げて戦う」連合集会で枝野政調会長
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東京・日比谷野外音楽堂で30日、連合主催の「安心と信頼の年金改革を!全国統一行動」が雨のなか4000人を超える参加者を集めて行われた。民主党からは枝野幸男政策調査会長、藤田幸久衆議院議員、辻泰弘、池口修次、岩本司各参議院議員が参加した。
主催者挨拶に立った連合の笹森清代表は政府の年金改革案について「負担増、給付削減ばかりの、単なる数字あわせでしかない。国民を苦しめる社会保障だ」と指摘。民主党と連携し、政府の年金改革阻止、抜本改革実現を成し遂げるべく全力で立ち向うとした。
枝野政調会長は、昨年秋の総選挙で自民党は「2004年度には年金制度の抜本改革を実施する」との政権公約(マニフェスト)を掲げたにもかかわらず、「出てきた法案はまたしても保険料引上げと給付の引下げだった」と断じ、政府の年金制度改革案を批判した。また、抜本改革とは程遠い内容であることを知りながら法案を通そうとする小泉首相を「まさに詐欺師以外の何ものでもない」ときびしい口調で指摘し、年金改悪阻止に向け、全党を挙げて戦っていくと力強く訴えた。
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