2004/04/02
野田国対委員長、年金法案めぐる首相の答弁拒否を批判
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民主党の野田佳彦国会対策委員長は2日午前の会見で、1日の衆議院本会議での年金関連3法案をめぐる小泉首相の答弁について「答弁には立ったが、事実上の中身は答弁拒否だ」と指摘。本会議のやり直しもしくは説明の機会をもたない限り、2日の本会議に欠席する方針を表明。また厚生労働委員会における政府法案の提案理由説明が委員長職権で決められたことにも反発し、実際に行われた場合は他委員会も含めて欠席するとして、徹底抗戦で臨む考えを明らかにした。
1日の衆院本会議では、「年金一元化が望ましい」との首相発言に対して枝野幸男政調会長が「首相自らが(政府案を)欠陥法案と認めたに等しい」と指摘、法案の撤回と一元化に向けた具体的な説明を求めたが、責任ある答弁は得られなかった。野田国対委員長は「政府案の存在は何なのか。詐欺的という言葉を枝野政調会長は述べられたが、その感を強くもった」と語った。
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