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2004/04/07
「首相の靖国参拝違憲判決を重く受け止める」菅代表
 2001年8月13日の小泉首相の靖国神社参拝を巡る国家賠償請求訴訟で7日、福岡地裁が参拝を違憲とする判決を下したことについて、民主党の菅直人代表は同日、党本部で会見。「私たちは総理の靖国神社への公式参拝についてはA級戦犯合祀の問題などを含めて、取るべき態度ではないという姿勢をとってきた。憲法上の問題も、いろんなところで指摘されていることから『疑義がある』との受け止め方をしてきた。今回の判決は地裁の判決ではあるが、司法のひとつの判断としてそれなりの重みがあると受け止めている」と述べた。
 
 また、「この間の(小泉総理の)靖国神社参拝問題は、日中間での首脳会談などを妨げる材料を自ら提供している」との見方を示し、アジア諸国との関係強化が重要な課題となっている中、首相の一連の靖国神社参拝は「無責任な行動と思われる」と指摘した。
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