ニュース
ニュース
2004/04/07
年金法案で首相の再答弁、民主党案単独審議を勝ち取る


 与野党の国会対策委員長は7日、2回にわたって会談し、1日から与党・政府の答弁拒否、審議拒否が続いていた不正常な状態を解消することで合意した。
 
 会談後に開かれた民主党の代議士会で野田佳彦国対委員長は「本日午後5時から正常化。9日の本会議でわが党の年金改革法案の趣旨説明と質疑、午後2時から、厚生労働委員会で総理、テレビ入りで3時間の審議。この冒頭に首相の一元化発言への質問、途中で民主党案の趣旨説明、政府案と民主党案の質疑を行う。また、14日に党首討論を開催する」との合意内容を報告した。
 
 菅直人代表は「一致結束してこういう形を勝ち取った。野党案の単独での審議は極めて異例なこと。6年前の金融再生法案がそうだった。その時は政府案が廃案となり、わが党案が成立した。これを契機に、年金改革へ進もう」と挨拶した。
記事を印刷する