ニュース
ニュース
2004/04/07
国会内で年金改悪法案阻止の決起集会開く


 「年金改悪法案を阻止するための国会議員ならびに国民の決起集会」が7日昼、国会内で開かれ、老人党のなだいなださん、連合の草野忠義事務局長、社民党の横光克彦副党首、民主党の菅直人代表が、それぞれ政府の年金改悪法案の成立阻止を訴えた。
 
 なださんは「消費税を年金に使うのはいいが、もう少しうまく宣伝しなければ。例えば銀行にいくら使ったのか、なぜゼロ金利に近い低金利なのか。もっと国民に知らせなけばならない」と現実政党である民主党、社民党に檄をとばした。草野事務局長は「国会の近くでさまざまな行動を起こす。なんとしてでも政府案を阻止する」と決意表明。横光副党首は「政府案では年金制度の崩壊を早めるだけ。廃案にすることは国民のため」と訴えた。
 
 菅代表は「小泉首相の発言と、政府案は全く違う。9日の本会議で民主党案の趣旨説明と質疑、首相の1日の答弁の追加を求める。ところが与党は民主党案には質問しないと言っている。これこそが審議拒否だ。まずは、政府案の成立を阻止し、その上でより良い年金改革を果たしたい」と政府案の阻止と年金改革への強い決意を述べた。
記事を印刷する