民主党のイラク邦人拘束事件対策本部は15日の午後10時過ぎ、日本人人質3人が解放されたとの情報を受けて会合を開き、「イラクでの日本人人質の解放を受けて」とする代表名の談話を決定した。
会合後、緊急に記者会見した菅直人代表は「心から喜んでいる。人道支援に携わった、あるいは携わろうとした人であることが理解された、あるいは報道を通じて伝わったのではないか」とした上で、今後のイラク政策について「力による占領政策を話し合いで転換するチャンスではないか。米軍に自制を求め、話し合いによって新しい枠組みをつくるきっかけ。占領政策からの転換につなげるべき」と述べた。
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