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2004/04/16
解放された人質の家族がお礼に民主党本部を訪問


イラクで人質になり、昨夜解放された日本人3人の家族が16日午前、民主党本部にお礼の挨拶に訪れた。党側は岡田克也幹事長、横路孝弘副代表らが応対した。

 岡田幹事長から「おめでとうございます」と声をかけると、家族側からは「ありがとうございます。自分勝手な行動で多くの方にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。民主党にもいろいろとお骨折り、お力添えをいただき感謝申し上げます。無事に保護されたとの報告があり、お礼に参りました。本人たちも帰国したらお礼にあがらせます」と謝辞が述べられた。

 岡田幹事長は「3人の方たちも家族の皆さんも十分に休まれてください。国民皆が心配しましたが、解放されて国民皆が喜んでいます」とねぎらうとともに、「まだ2人の安否が不明であり、イラク情勢は混迷を深めています。私達は警鐘を鳴らしながら、日本として何をなすべきか、きちんと発信しなくてはならないと考えます」と述べた。家族側からは「国民の皆さんやイラクの人たちに感謝しています。2人がまだ不明なので、率直に喜べません」「改めて平和とは何か、これからも考えていきたい」「普段過ごしている日常というものが本当に幸せだと改めて思いました」との声が聞かれた。
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