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2004/04/17
札幌でマニフェストミーティングを開催


 民主党が昨年の総選挙で打ち出したマニフェスト(政権政策)を市民との論議を通して磨き上げることを目的にした「マニフェストミーティング IN 北海道」が17日、札幌市内のホテルで開かれ、約200人の市民が参加した。
 
 はじめに小林千代美衆議院議員の司会のもと鉢呂吉雄・党北海道連代表が主催者あいさつ。続いて枝野幸男政調会長が基調講演を行った。
 
 枝野政調会長はこの中で「参議院選挙は、与党は公約を守っているかどうかが、民主党はマニフェストの中身をさらにいいものにする作業を進めているかどうかが問われる中間テストだ」と参院選とマニフェストの関係について述べた上で、年金制度改革について民主党の考えを説明。政府の年金関連法案については「お金が足りないから多くもらって少なく払うというだけの内容。これが小泉改革宣言で公約した年金制度の抜本改革だというのは嘘つき、詐欺師だ」と厳しい言葉で小泉内閣を批判した。
 
 このあと「道州制」「経済問題」「外交安全保障」「農業問題」などをテーマにパネルディスカッションを行った。パネリストは枝野政調会長の他、五十嵐文彦『次の内閣』ネクスト経済財政・金融担当相、若林秀樹、峰崎直樹、信田邦雄の各参議院議員が、コーディネーターは山口二郎・北海道大学大学院教授が務めた。
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