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2004/04/28
野党、衆院議長に年金法案の委員会採決無効を申し入れ
 野党の国会対策委員長らは28日夕刻、河野衆議院議長に対し、同日の衆議院厚生労働委員会における年金関連法案の強行採決は無効だと申し入れた。
 
 その後の民主党の代議士会では野田佳彦国対委員長が経過を報告し、「今から国会は不正常な状態。この認識で行動してもらいたい」と訴えた。また厚生労働委員会筆頭理事の城島正光議員は、「これからが撤回への闘い。こんな理不尽な法案を成立させてはならない」と檄を飛ばした。
 
 また、代議士会で菅直人代表は自らの厚生大臣時代の国民年金が脱退扱いとなっていた問題を説明した。菅代表は「国民年金から国家公務員共済組合へ移管すると大臣官房に指示された。脱退手続きを受け取れないのが、当然だったはず。何らかの行政上のミス」とし、「ご迷惑をかけることは皆さんにお詫びする」と述べた。
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