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2004/05/14
「年金納付状況の公表拒む自民党に圧力を」野田委員長
 民主党の野田佳彦国会対策委員長は14日午前、国会内で会見し、前日に公表した民主党所属国会議員の国民年金納付状況に関連して、未納が明らかになった決算行政監視委員長の石井一衆議院議員が辞表を提出し、同日の本会議で細川律夫衆院議員が後任に選任されることを明らかにした。
 
 党所属議員33人の未納について野田委員長は「お詫びを申し上げなくてはいけない」と述べ、「しっかりと反省し、委員長はこういう形で辞職をした。逆に、自民党側の委員長で疑わしい人々を厳しく追及していくことを私たちの責任としたい」と語った。
 
 また、公明党では党3役が未納で揃い踏みという事態となっていることをめぐって「神崎代表に至っては(完納したとした)4月30日の記者会見は明らかに虚偽だ」と指摘。譴責・戒告等でやり過ごそうとしている公明党を追及し、何より納付状況の公表を拒み続ける自民党に強い圧力をかけていかなければならない大事な時期だとの見方を示した。
 
 党の新代表選出については「とにかく早く結論を出すことを望みたい」との考えを示し、「新しい体制を早く整備し、闘う姿勢のスタートを切るべき」と述べた。
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