2004/05/17
小沢代表代行、任意加入時の年金未加入で陳謝
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民主党の小沢一郎代表代行は17日夜、緊急記者会見を開き、国会議員が強制加入となる以前に国民年金未加入の時期があったことを明らかにし、「国民の皆さんに心からお詫びする」と陳謝。さらに「政治的けじめをつめる」として、予定していた18日の党代表選挙への立候補も辞退することを表明した。
明らかになった小沢代行の未加入期間は、1980年4月から86年3月までの6年間と衆議院議員当選以前の11カ月。国会議員が強制加入になって以降は問題がないことが明らかになっていたが、改めてそれ以前の加入状況を調べた結果、新たに未加入の時期があったことが分かったという。
小沢代行は「小泉内閣の閣僚による国民年金保険料の未納問題に端を発した『年金不信』は頂点に達している。『政治責任は全くない』というわけにはいかない」「国会議員として、国民に制度そのものを理解していただいていかなければならない立場であり、任意加入の期間とはいえ、未加入だったという問題が、国民の皆さんの年金制度に対する不信を増幅させる結果になってしまう」として国民に深く陳謝し、民主党代表選挙への立候補を辞退することを明らかにした。
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