2004/05/26
野党国対委員長、年金法案廃案に向け協力で一致
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民主、共産、社民の野党3党の国会対策委員長は26日、国会内で会談し、終盤国会で政府の年金法案を廃案に追い込むために緊密に協力しあうことを確認した。
会談後の記者会見で民主党の川端達夫国対委員長は、「今国会の最重要法案は年金法案であり、審議は参議院に移っているが、これを廃案に追い込むために緊密な連携の中で協力し合うことで一致した」と報告。さらに、衆院の委員会における法案対応においても、できる限り協力していくことを確認したと明らかにした。
また川端委員長は、与党が国民年金保険料の未納分を2年以上さかのぼって追納することを可能にする法整備を検討していることについて、「一元化の中で(そうした法的対応が)あり得るか、国会議員の未納問題をどうするのか、そうした問題をはっきり議論する前に対処策を検討するのは間違っている」と指摘。いまだに所属議員の加入状況さえ公表していない自民党の姿勢を批判した。
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