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2006/05/11
連合とは一心同体、日頃の支援に感謝 交流会で渡部委員長挨拶


11日夜、都内で連合と民主党との交流会が開催され、多くの党所属の当選1期・2期の議員が参加。連合幹部の皆さんとの交流を深め、意見交換を行った。

 冒頭、古賀伸明連合事務局長が挨拶し、「政権交代を一刻も早く成し遂げなければならない」として、「そのためにも連合としても精一杯のご支援をさせていただきたい」などとまず語った。

 続いて民主党から、渡部恒三国会対策委員長が挨拶に立ち、「選挙を応援してくれる人は親よりも有り難い人だ」として、「民主党と連合は一心同体だ」と力強く語りかけ、日頃の支援に謝意を表した。その上で渡部国対委員長は、就任以来、「この2ヶ月が10年くらいに感じる」として笑いを誘い、昨年の総選挙から先月の衆院千葉7区補選までを改めて振り返った。そして、「爽やかな代表選挙をやって、挙党一致態勢ができて、千葉7区の選挙に勝った」と指摘し、「みんな、顔が明るくなった」と述べ、連合の皆さんの支援に改めて深い感謝の念を表した。

 渡部国対委員長は更に、「来年の参議院選挙も必ず勝つ」との決意を力強く述べ、「国民のために、明日の日本のために、1日も早く民主党政権ができるように、お互いに一心同体で、力一杯がんばることをお願いしたい」と語りかけて、出席者の大きな拍手を浴びた。

 これを受けて、高木剛連合会長も挨拶。昨年の総選挙の結果を改めて振り返りながら、来年には統一地方選挙と参議院議員選挙が相次いで行われることを念頭に、「心して取り組まなければならない」と述べ、小沢代表を中心にチームワーク良く諸課題に取り組んで欲しいと呼びかけた。そして、今国会も課題山積だが、政策面でも「民主党とはそう基盤が違わない考え方だ」とした高木会長は、政策面・運動面での更なる協力を呼びかけ、応援団として全力をあげていく決意を改めて表明した。

 この後、小沢鋭仁団体交流総局長が挨拶し、乾杯の音頭をとった。この交流会には、民主党から40名近い議員が参加し、多くの連合の関係者の皆さんと交流を深めた。また中締めの挨拶には、加藤敏幸労働局長が立ち、連合と民主党の一層の協力を呼びかけた。
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