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2003/02/27
医療費3割負担凍結求め4野党共同の取り組み決める


民主党の岡田克也幹事長、自由党の藤井裕久幹事長、共産党の市田忠義書記局長、社民党の福島瑞穂幹事長は27日午後、国会内で会談し、衆議院予算委員会における予算審議の終盤に向けた対応などについて協議した。

 会談後の共同記者会見で4党を代表して会談内容を報告した岡田幹事長は、(1)大島農水相の答弁書を衆院法制局が作成していた問題は、法制局にも大きな責任があるが、それをやらせた大島農水相の責任は重大。「政治とカネ」問題関連で衆院予算委の参考人招致を行うことが決まったが、それまでの間、参院予算委なども含めてしっかり議論し、追い込んでいく(2)健保の本人3割負担凍結を世論にも幅広く訴えていくため、3日正午から国会内で4党共同の院内集会を開く(3)来週水・木曜日のいずれかに、健保問題と大島農水相問題を訴えるため、4党共同で党首など各党代表による街頭演説会を開催する(4)名古屋刑務所受刑者死亡問題でも4党が結束して取り組みを進める──の4点で合意したことを明らかにした。
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